「削りあい」の先にあるものは

 2000年前後のデフレ局面で、低価格が受け“デフレの申し子”と呼ばれた牛丼チェーンも販売回復の糸口を見いだせずにいる。

引用元: “デフレの申し子”今度は苦戦 – SankeiBiz(サンケイビズ).

 私の体の半分は牛丼でできている――
 まあなにを言っているんだという話ですが、小学生高学年のころには週一くらいで父親と二人で深夜の牛丼屋へ行っていました。カウンター席で並んで、くだらないことを話しながら食べていた記憶があります。
 中学・高校生あたりになるとマック・牛丼・サイゼあたりが外食の定番でした。ハンバーガーをトレイに山盛りにしてみんなで若干後悔しつつ食べてみたり、ミラノ風ドリアとドリンクバーでひたすら駄弁り続けていた記憶と共に、席にある調味料を配合して至高の牛丼を目指していたような気がしています。ちなみに高校生のときには牛丼屋でバイトしていたこともあります。
 そして今も、「飯作るのかったるいなあ」なんて時にはついつい行って食べてしまう牛丼。なんというジャンクフード人生。

 私にとってそんな青春フードである牛丼ですが、このところ値下げラッシュがきています。
 先手を打ったのは松屋。味噌汁付きで牛めし並が320円、豚めし並は290円。300円を切ってくると、やっぱりインパクトが大きいです。
 そしてすぐにすき家が追随。牛丼並が280円。味噌汁だけが欲しいなら松屋の方が安いのですが、私は牛丼には味噌汁と生野菜をつけることが多いのでその時の値段をみるとすき家の方が安くなったりします。牛丼大盛り・味噌汁・生野菜で480円。ワンコインでがっつり食べられます。これはすごい。

 自分が高校生くらいの時もこの水準の値段だったのですが、BSEで牛肉輸入がストップして豚肉に切り替わり、それからじわじわ値上げしていったのを覚えています。その後牛丼が復活したものの100円以上値段が上がっていたり、それでも牛丼を食べに行く人が絶えず店が混雑していたり……。いろいろ思い出します。

 この先「牛丼といえば吉牛」という人も多いであろうあの吉野家は値下げするのかどうか、またこの「削りあい」の先に勝者はいるのか、いるならどこなのか――。思い入れがあるだけに、気になります。


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