go beyond all the border lines…
英国籍の英会話講師リンゼイ・アン・ホーカーさん=当時(22)=の遺体を遺棄した容疑で逮捕された市橋達也容疑者(30)が逃亡中に住み込み勤務していたと公開写真で気付き、警察に通報した建設会社が、取引先から相次いで契約を打ち切られていることが13日分かった。
引用元: 警察に通報があだ、取引停止も 市橋容疑者勤務の建設会社 – 47NEWS(よんななニュース).
11月に入ってから怒濤の展開を見せた英国人女性殺人・死体遺棄事件ですが、容疑者逮捕につながる通報元の一つがとんだ苦境に立たされているようです。指名手配されている市橋容疑者だとは当然知らなかったとしても、「知らなかった」では済まされないのだという取引先の言い分。
確かに、今日において身分が不明な状態で雇うというのは管理上よろしくないことだとは思います。この会社は建設会社ということで、直接仕事の依頼を受ける以外に元請けから仕事をもらうということも多いのでしょうし、そうなったときに元請けはいかにリスクを軽減するかを第一に考えるでしょう。だから、契約解除に至るその論理は理解できる。
でも、納得できるかどうかはまた別の話。
警察への通報は今月5日に公開された整形手術後の市橋容疑者の写真がきっかけ。熱心でまじめに働いた後、10月に寮から姿を消した元社員に酷似していた。通報すれば事業に支障が出るのではと社員たちが話し合ったが「社会人の義務」と警察に連絡を取った。
通報をしないという選択肢もありながら、きちんと話し合った上で勇気ある選択をしたこの会社。容疑者を雇用する中で法令違反があったならばその点は罰せられなくてはならないだろうけれど、その話も始まりは通報という名の「自首」からなのだということを考慮したほうがいいのではないかと思います。
この一件で会社が倒産するようなことになるのは、納得できない。管理責任という罪への罰が大きくても、容疑者逮捕に貢献するという社会正義への報いもまた、非常に大きいはずなのですから。